巨人や西武で活躍をした元プロ野球選手の清原和博さんの次男の勝児君が慶應義塾高等学校に在籍しています。去年の夏の甲子園大会で優勝したことで話題になっています。しかしいくつかの疑問が浮上。特に、難関校として有名な慶応高校への入学経路や彼の偏差値に関する情報が注目されています。
この記事では、清原(次男)の勝児の偏差値が本当に76なのか、そして彼が慶應に入学できた理由について探っていきます。
清原(次男)の勝児の偏差値は76って本当!でもからくりあり
慶應義塾高等学校は神奈川県にある難関私立高校の一つとして有名です。「みんなの学校情報」のサイトによると、2023年度偏差値は76です。これは全国7位で神奈川県1位となっています。
また一般入試の進学倍率は4.5倍で、75%以上の受験生が合格できないという難関です。
偏差値:76
全国ランキング:7位
神奈川県ランキング:1位
進学倍率:4.5倍
慶應の偏差値は76というのは事実でした。しかし慶応の偏差値にはからくりが隠されています。それは偏差値には内部進学の学生は含まれないということです。
偏差値を計算するときに対象となるのは、高校受験をした受験生です。慶應には中等部があり、エスカレーター方式で高等部に進学ができます。そのためその学生の偏差値は76の中に含まれていません。また、毎年200人以上の学生が内部進学をしています。
慶應高校から入るために受験をして合格した学生の偏差値76で間違いないのですが、慶応の中等部から内部進学する学生は偏差値が低くても入ることができます。
・中等部から内部進学ができる
・内部進学生の偏差値は含まれない
・内部進学は偏差値が低くても入学できる
・内部進学生は毎年200人以上
清原(次男)の勝児の偏差値が76以下の理由2選!
清原(次男)の勝児は中学からの内部進学
清原(次男)の勝児は慶應義塾幼稚舎という幼稚園から慶應に入っています。
もちろんエスカレーター方式で小等部、中等部と慶應の関連校を卒業。そのため内部進学で慶應義塾高等学校に入学しています。
慶応の中等部から高校への内部進学率は95%と言われていて、よっぽどの問題児でなければ進学できます。
清原(次男)の勝児は内部進学だったからこそ、簡単に慶応高校に入学できたのがわかります。
高校1年生のときに留年している
清原(次男)の勝児は高校1年生の時に留年しています。留年理由は成績が足りなかったからです。
慶応は文武両道を掲げていて、成績の平均点が5.5以上ないと留年することになります。学内の成績平均点が6.8程度と言われているので、留年する学生はかなり成績が悪いことがわかります。
また、留年する学生のほとんどが中等部からの内部進学生だそうです。
このことから清原(次男)の勝児も内部進学生なので偏差値76の授業についていけない学力だということがわかります。また、それでも慶応高校には進学できることも証明されています。
清原(次男)の勝児はスポーツ推薦や芸能人枠ではない!
慶應義塾高等学校には運動・文化芸術活動での優秀者が入学できる推薦入試があります。推薦入試では毎年40名が入学しています。
しかし清原(次男)の勝児は中等部からの内部進学のため、この推薦入試を使っての入学ではありません。
また推薦入試の出願時において中学3年次の9教科の成績合計が5段階評価で38以上である者という制限があり、もし清原(次男)の勝児が推薦入試を受けたくても野球の成績だけでは入学できなかったでしょう。
・出願時において中学3年次の9教科の成績合計が5段階評価で38以上である者
・運動・文化芸術活動などにおいて、顕著な活動がある者
まとめ
慶応の偏差値が76というのは本当でした。そこに在籍する清原(次男)の勝児の偏差値も76というのも大きな間違いではありませんでした。
また清原(次男)の勝児が慶應へ入れた理由は中等部からの内部進学だったからでした。疑問だったスポーツ推薦枠や芸能人枠での入学ではありませんでした。
しかし現在の学力は留年をしていることから76以下であるということもわかりました。
清原(次男)の勝児が留年していることや慶応高校の偏差値が76で入学が難しいことから推薦枠での優遇措置があったのではないかという疑問が出てしまったのでしょう。
清原勝児は得意の野球で甲子園出場を果たし優勝に貢献しています。その時の歓声はお父さんを彷彿とさせます。またまた現在は大学で野球をするために試合には出られませんが練習を頑張っているそうです。
学力が原因で高校留年という経験をしていますが、お父さんの清原和博さんと同じ野球での更なる活躍を期待している野球ファンは多いのでないでしょうか。