呪術廻戦の最新258話の最後のシーンで、両面宿儺が「竈開(カミノフーガ)」を発動させました。
「竈開(カミノフーガ)って、また難しい漢字を使ってるなぁ。」
「竈開(カミノフーガ)って、どういう意味なんだろう・・・?」
このように感じた方もいらっしゃると思います。
今までも何度か、「竈開(カミノフーガ)」が使われる場面は描かれていましたが、全容は謎に包まれていました。
「竈開(カミノフーガ)」について気になる方が多いと思いますので、今回は、その意味や由来について解説していきたいと思います。
1. 【呪術廻戦】竈開(カミノフーガ)はどんな能力?
呪術廻戦最新258話で、両面宿儺が発動させたのが、「竈開(カミノフーガ)」というものです。
この能力自体は、以前に作中で描かれていました。
しかし、名前が隠されていて、術名が全て明らかになったのは今回が初めてです。
一体どんな能力なのか、解説していきたいと思います。
1-1.【呪術廻戦】竈開(カミノフーガ)の今までの使用実績は?
竈開(カミノフーガ)は過去に、2回使われてきました。
【竈開(カミノフーガ)の使用実績】
- 特級呪霊:漏瑚(じょうご)との対戦時
- 式神:魔虚羅との対戦時
どちらもかなりの強敵でしたが、戦闘の最後にこの竈開(カミノフーガ)を発動させて、勝利しています。
まさに”必殺”技として使われており、宿儺にとってもかなり重要な技であると考えられます。
1-2 .今まで術式の名前が、■で隠されていた理由とは?
これまで、術式が発動する際、両面宿儺は「■開(フーガ)」と発言しています。
なぜわざわざ、「竈」という文字を隠していたのでしょうか。
隠していた理由は、以下の2つだと考えられます。
- 両面宿儺の必殺技であるから、伏線として張っておいて、後で回収することで読者にインパクトを与えるため
- 「竈(かまど)」という文字に重要な意味があるから
1つ目の理由は、色々な漫画でも使われている手法ですよね。
2つ目の理由については、以下のとおり、元ネタが大きく関わっています。
2.【呪術廻戦】竈開(カミノフーガ)の元ネタは「かまど神」!
これまで隠されていた文字が、「竈(かまど)」だと判明しました!
そして、この竈開(カミノフーガ)の元ネタは、「かまど神」だと考えられます。
2-1. かまど神とは、「台所の火の神様」
かまど神とは、日本でも昔から祀られている「台所の火の神様」だそうです。
竈神(かまどかみ):かまどを守護する神。奥津日子命と奥津比売命の二神。
引用元:コトバンク
宿儺は”料理”に関する発言が多く見受けられていました。
- 「三枚におろした」
- 「味見といった所だな」
- 「俎板の上の魚」
これらの発言をしていたことから、「台所の火の神様」という術名は納得ですね。
また、両面宿儺は257話で、胎児の時に双子の片割れを食ったと発言しています。
そして、竈神は奥津日子命と奥津比売命の二神と言われており、「1つの中に2つのものが含まれている」という意味でもつながっていますね。
さらに、かまど神は昔から「荒神」としても恐れられてきました。
呪霊は、人間から出た負の感情が具現化したものと言われており、昔から人間が恐れる火がモチーフになっていることから、作中でもかなり大きな力を発揮する技となるでしょう。
3. 御厨子の術式は今後も出てくるのか?
竈開(カミノフーガ)は、領域展開「伏魔御厨子」の一つとして登場しました。
呪いの王とも言われる両面宿儺の領域展開ですから、今後かなりの発展技が期待されますね。
今後どのような術が出てくるのか、考察していきたいと思います。
3-1.御厨子は「台所」という意味
竈開(カミノフーガ)の元ネタは、かまど神とお伝えしましたが、実は「御厨子」にも「台所」という意味があるのです!
伏魔御厨子は、絶え間ない斬撃を相手に与える術でした。
そして、斬撃の説明には、包丁の絵が用いられていました。
料理や食は、昔から生活するのにとても重要な役割を果たしてきたものです。
生活に密着してきたことから、様々な観点から術を発展することができるのではないでしょうか。
今後も、「御厨子」の活用が楽しみですね。
4.まとめ
今回は、呪術廻戦最新258話で登場した、竈開(カミノフーガ)の意味や由来について解説しました。
- 今まで詳細が隠されていた、竈開(カミノフーガ)の由来は、「かまど神」で、台所の火の神様!
- 領域展開「伏魔御厨子」の御厨子も”台所”という意味があり、今後の発展について期待できる!
ついに両面宿儺の真骨頂が出てきたという印象で、次回以降の展開に目が離せませんね。
また新たな展開がありましたら、解説したいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました!