MENU

トータス松本のアパレル会社アサクラの年商は!お金に困っていて不正受給か!

集安文春電子版のトータス松本さんの写真
週刊文春電子版より

5月29日(水)の週刊文春電子版などで、突然ニュースになった、コロナ雇用調整助成金の不正受給に伴うトータス松本さんの代表取締役辞任の騒動。ここで出てきたアパレル系株式会社アサクラは、年商が厳しく、お金に困って不正受給を行なったのでしょうか。

これらのことについて、調べてみました。

※この騒動の概要
2024年5月(水)週刊文春電子版などで取り上げられた話題。
・株式会社アサクラが、1億円以上のコロナ雇用調整助成金の不正受給をしていた。
・株式会社アサクラは、ロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本さんが代表取締役の一人を務めていた。
・週刊文春の取材後、トータス松本さんは、代表取締役の辞任をした。

トータス松本のアパレル会社アサクラの年商は!

株式会社アサクラが扱う商品例
株式会社アサクラのHPより

株式会社アサクラとはどのような会社なのでしょうか。
株式会社アサクラを検索すると、上の写真のような服や小物の写真を載せたホームページ(HP) がすぐに出てきました。いくつかのサイトを調べた結果、この会社の年商は30億円くらいと考えます。

株式会社アサクラの年商

株式会社アサクラは、HP等でも年商や売上高を示していませんでした。
しかし、uSonerのYELLOWPAGETM に以下の「アパレル(レディース)業界の株式会社アサクラと売上高の近い会社」がありました。この中の会社を調べると、一部の会社の年商や売上高が記載されていました。会社の年商や売上高が30億円以上で記載されていました。

このことから、株式会社アサクラも年商30億円以上あると考えます。

東京商工リサーチによると、2022年決算において、アパレル系小売業者7,886社のにおいて、売上高6兆309億4500万円でした。アパレル系小売業者の平均売上高は、約7億6500万円。このことから、株式会社アサクラの年商は、低くなかったと考えます。

アパレル(レディース)業界の株式会社アサクラと売上高の近い会社(uSonerのYELLOWPAGETM より)
○株式会社ディップトップ
 婦人服の販売を行う。2001年の設立。本社は東京都渋谷区。
CLANE DESIGN株式会社
 婦人服や化粧品の販売を行う。カーディガンやワンピースを初め、ジャケット、パンツ、フレグランス、バッグを販売する。
○株式会社Water Air
 下着・ランジェリーの通信販売を行う。ナイトブラや補正下着、ルームウェア、レッグウェアをはじめとした製品を広く取り扱う。広島県広島市西区に本社を構える。
○株式会社ミルクティ
 マタニティ服・授乳服の製造・販売を行う。マタニティワンピースやボトムス、産前産後インナー、フォーマルウェア、ベビーグッズを販売する。
○株式会社ネキスト
 婦人服の販売を行う。1986年9月の設立。ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金採択企業。大阪府吹田市に本社を構える。

筆者

30億以上の年商が想定される株式会社アサクラ。どのような商品を扱っているので、ここまでの年商が出せているのだろう・・・

株式会社アサクラの情報

株式会社アサクラは、1970年3月、朝倉 満が資本金5,000万円で大阪府に設立した、レディースアパレルショップで、結婚式や発表会などのトータルコーディネイトでたくさん支持されています。
小売ならびにフランチャイズ店、専門店への卸売や、インターネットおよび実店舗にて、商品の販売を行なっています。

取り扱っているブランドとしては、華やかで上品なデザインの「Dorry Doll」、吸水力や肌触りにこだわったショーツの「OLTER」、可愛らしさを追及した「doll up oops」など、以下のものがあります。

アサクラが扱っているブランド一覧
筆者

このような会社がコロナの雇用調整助成金を不正受給をするとしたら、年商は高くても経費がかさんで、お金に困っていたのかなぁ

スポンサーリンク

トータス松本のアパレル会社はお金に困っていて不正受給か!

雇用調整助成金の説明
厚生労働省のHPより

株式会社アサクラのコロナに関する雇用調整助成金の不正受給について、週刊文春の記事には、株式会社アサクラの関係者の方と社長の語りがありました。お金に困って不正受給をしたのではなく、社長はミスで不正受給になっていたことが語られていました。

株式会社アサクラ関係者が語る不正受給の真実

週刊文春の取材に対して、株式会社アサクラの関係者は、次のように不正のことなどについて語っています

・トータス松本さんが、株式会社アサクラの「会長」職に当たっていたこと
・トータス松本さんゆかりの商品の構想もあったこと
・タイムカードを用いた不正の実態
・労働局の調査で不正が明るみに出たこと
・会社が1億円以上返還したこと

株式会社アサクラ社長が語る不正受給の真実

週刊文春の取材に対して、朝倉社長は、次のように、1億円以上の返還や不正受給のことを語っています。

・昨年、1億円以上を返還したこと
・ミスにより不正受給になってしまった経緯
・労働局が事案を「非公表」にしたこと

筆者

2人の語りでは、内容に食い違いがあるなぁ。いずれにしても、お金に困っていた様子はなさそう。
株式会社アサクラには、今後、このような不正受給が生じない対策をやっていただきたいですね。

スポンサーリンク

まとめ

「トータス松本のアパレル会社アサクラの年商は!お金に困っていて不正受給か!」についてまとめます。

・アパレル会社アサクラの年商は、30億円以上と考えられた
・お金に困ってではなく、ミスで不正受給になった

ちなみに、東京商工リサーチの調べによりますと、
2022年6月以降、雇用調整助成金の不正受給の件数は高止まりが続いており、2024年2月の時点で不正給付の件数は1,040件、金額としては総額311億4,553万円になります。このような不正受給を受けた会社は、コロナ禍で痛手を受けた会社が目立っています。

筆者

この雇用調整助成金は、国民の負担している税金から出ています。
今後、不正受給する会社が減少してくれることを願うばっかりです。