大ヒット上映中の劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が作画崩壊しすぎていると話題になっています。
作画崩壊のほかにも、鈴木園子のキャラクターデザインが変わったと感じるコナンファンも。
そこでこの記事では、名探偵コナン100万ドルの五稜星が作画崩壊した理由と、鈴木園子のキャラデザが変わったことについて調べました。
過去に「名探偵コナン」で作画崩壊が起こった画像もまとめています。
ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。
コナン100万ドルの五稜星が作画崩壊しすぎ
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版27作目「名探偵コナン100万ドルの五稜星」が公開されました。
連載30周年を記念する今作は、公開3日間で興行収入33億5200万円を記録し、歴代1位のロケットスタートを記録しています。
好調な滑り出しを見せる一方で、「名探偵コナン100万ドルの五稜星」が作画崩壊しすぎていると話題になってしまいました。
キャラの人気にあやかってるのか知りませんが30周年でこのクオリティを出せたことに
2024年4月13日|映画.com
驚きを隠せません。
本当に許せないレベルの酷さです。
子どもの頃からの年一の楽しみにしてる 劇場版コナンで作画崩壊すんのやめれ。 アニメでも今週酷いなとか思うことあるけど、まぁ許そう。けど映画は手抜かないでほしいな??コストカットするとこじゃないぞ??
午前0:10 · 2024年4月21日|X
崩壊しているシーンがいくつか気になってしまった
2024年4月14日|映画.com
テレビシリーズでも数年前はひどかったけど、最近はちゃんとしてきていただけに、お金を払って観るから少し残念
園子とのオンライン会話でも、パソコンのカメラではあんな映り方しないだろうとか
TV版「名探偵コナン」で作画崩壊はありましたが、これまでの劇場版で作画崩壊はなかったように感じます。
今作の「名探偵コナン100万ドルの五稜星」に何が起こったのでしょうか。
鈴木園子のキャラデザインも変!
一部のコナンファンは「鈴木園子のキャラクターデザインが変わった」と投稿する人も現れました。
キャラクターデザインについて比較できる画像は準備できませんでしたが、作画監督は変わっていないことから、キャラデザインが変わったように感じたのは作画崩壊が原因かもしれません。
映画に登場した「鈴木園子」にSNSでは、「園子様が大変可愛らしかった」「スクリーンいちめんに映る園子が可愛くて沸いた」「園子と博士が有能 園子が最高」と好評な声が多く投稿されています。
コナン100万ドルの五稜星が作画崩壊しすぎな理由5選
残念な形で話題になってしまった「名探偵コナン100万ドルの五稜星」の作画崩壊。
作画崩壊が劇場版で起こってしまった理由とは何だったのでしょうか。
毎年公開の周期に無理がある
劇場版「名探偵コナン」の毎年公開される周期に無理があると言われています。
一般的に、30分のテレビアニメで製作期間は1か月。
劇場場アニメの制作期間は、1~2年はかかるとされています。
ジブリ作品の「ルパン三世 カリオストロの城」の製作期間は4か月で、日本の長編アニメ史上最短の製作期間記録となりました。
同じくジブリ作品の最新作「君たちはどう生きるか」は製作期間が8年かかっていて、同じ制作会社でも製作期間は異なるようです。
1997年からずっと変わらず1年以内の製作期間で公開を続けている劇場版「名探偵コナン」。
毎年公開の周期に無理があって作画に影響が出てしまった可能性は高そうです。
スケジュールが厳しかった
アニメ制作はいくつもの工程を必要としますが、1年以内に完成させるスケジュールが厳しかったのではないでしょうか。
アニメ制作では、「企画」「脚本」「作画」「アフレコ」など10以上の工程をへて完成するので、スケジュール調整はとても重要です。
作画がおかしくても、手直しする時間がないほどスケジュールが厳しかったのかもしれません。
劇場版「名探偵コナン」は今年で27作品目になるので、マンネリしないように力を入れているそうです。
会議や企画段階で時間がかかってしまって、作画時間が減っているのかも。
制作スタッフの好みが違う
制作スタッフによって作画チェックはされますが、今回は甘かった可能性もあります。
劇場版「名探偵コナン」の制作スタッフは普段7人ほどですが、今作「名探偵コナン100万ドルの五稜星」には10人以上が制作に参加したと言われています。
劇場版「名探偵コナン」の制作に参加した制作スタッフが多すぎて、人数分の好みが作画に出てしまったのも、作画崩壊に感じる理由と考えられそうです。
前作「黒鉄の魚影」が良かったから
2023年に公開された前作の劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」が好評だったので今作が悪く見えてしまったという意見もあります。
劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」は作画はもちろん、ストーリーや音楽も素晴らしいと好評でした。
興行収入が歴代最高記録を更新し、初の興収100億円を突破したことでも、傑作映画だと言えそうです。
傑作だった劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」と比較してしまったので、今作が悪く見えたのかもしれませんね。
近年の劇場アニメの作画がいいから
近年、劇場アニメブームと言われていて、ストーリーはもちろん、作画の質が上がっています。
昨年の映画興行収入ランキングでは、1位から4位までアニメ作品が占めていました。
1位:THE FIRST SLAM DUNK
2位:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(CGアニメ)
3位:名探偵コナン 黒鉄の魚影
4位:君たちはどう生きるか
5位:キングダム 運命の炎(実写映画)
映画ランキング – 2023年興行収入|MOVIE WALKER
上位の劇場アニメはどれも作画が高く評価されているので、劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星」が見劣りしてしまったのかもしれません。
コナンの作画崩壊は昔からよくある
コナンファンの中ではあるあるですが「名探偵コナン」は作画崩壊しがちと言われています。
特にひどくておもしろい作画崩壊をまとめてみました。
これまでの作画崩壊まとめ
コナン君と平次のコスプレをする親子
お金持ちの家に生まれてそうなコナン君
真犯人っぽい高木刑事
水木しげるが書いたコナン君
ほんとの意味でカエル化した光彦
飛び出しコナン君
テレビ版「名探偵コナン」の作画崩壊はまだまだたくさんあります。
気になった人は、SNSなどで調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
大ヒット上映中の劇場版「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が作画崩壊しすぎていると話題になっています。
- 毎年公開の周期に無理があって作画に影響が出てしまった
- 作画の手直しをする時間がないほどスケジュールが厳しかった
- 制作に参加した制作スタッフが多すぎて、人数分の好みが作画に出てしまった
- 傑作だった劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」と比較してしまった
- 近年の劇場アニメの作画がよくて見劣りしてしまった
「名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)」は公開3日間で興行収入33億5200万円を記録し、歴代1位のロケットスタートを記録しています。
作画崩壊なんて気にならないほど面白い作品と言えるのかもしれません。
現在も絶賛放映中なので、あなたの目で確かめてみてはいかがでしょうか。