週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』128話の終盤で、「ユーベル」は「ラント」が分身ではないと見抜きました。
「ユーベル」はなぜ「ラント」が本体だと気づいたのでしょうか。
そこでこの記事では、「ラント」が分身ではないと気付いた理由と、ユーベルはラントに恋愛感情があるのかについて考えてみました。
ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。
ユーベルがラントが分身ではないと気付いた理由!
『葬送のフリーレン』の一級試験編で登場した、大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)を使う「ユーベル」と、見分けることが困難な分身魔法が得意な「ラント」。
2人のビジュアルや試験での活躍、何とも言えない距離感などがキャラクターとして魅力的で、再登場を楽しみにしていたファンは多かったでしょう。
126話で久々に登場した「ユーベル」と「ラント」は、夫婦に偽装して帝国への潜入任務を行います。
でも、任務中に正体がバレてしまい、逃亡しましたが「魔導特務隊」との戦いで2人とも捕まってしまいました。
「ユーベル」は横にいる「ラント」が本体か分身か分かっていませんでしたが、あることで分身ではないと気づきました。
「ラント」が分身ではないと気付いた理由は「感触でわかった」「本人が認めた」の2つでした。
それぞれ詳しくご説明します。
感触でわかった
「ユーベル」は感触で「ラント」が本体だと見抜いています。
「ユーベル」は「魔導特務隊」との戦闘で、視覚と魔法探知を封じられていました。
鉄の馬車の中で、目の見えない「ユーベル」に「ラント」が話しかけますが、その会話の中で分身の見抜き方に気づいています。
鉄だってさ。
ユーベルこれ(手かせ)が何に見える?
メガネ君(ラント)にはどう見える?
・・・ロープだよ。
手首の感触でわかるでしょ。
感触・・・その手があったか。
・・・やっぱり、今本体なんだね。
「ユーベル」は「ラント」が発した感触という言葉をヒントに、「ラント」が本体であることを見抜いています。
「ユーベル」は魔力探知まで封じられているので、「ラント」にもたれかかった感触だけで本体だと気づいたようです。
ラントが本体だと認めた
「ユーベル」の問いに「ラント」は否定せずに、分身魔法の弱点を伝えています。
本体なんだね、と確認する「ユーベル」に対して、「ラント」は分身を作るのには時間がかかると話しました。
いっしょに捕まった「ラント」は分身ではなさそうですが、少し気になったのは「そうです、私が本体です。」とはっきりと本体だと認めていないところ。
これはひょっとして…。
とにもかくにもユーベルとラントが最高すぎる!
「ラント」が分身であれ、本体であれ、いろんな意味でドキドキした128話。
126話の「ラント」の家へ押しかける「ユーベル」や、127話の「ラント」の壁ドンなど、2人の関係が急展開を見せそうな帝都編。
128話で2人とも捕まってしまいましたが、視覚を奪われた「ユーベル」が「ラント」にもたれかかったとき、安心したような表情は印象的ですね。
その直後のじゃれあいにもほっこりしました。
今後、「ユーベル」と「ラント」の間に恋愛感情が生まれることはあるんでしょうか。
ユーベルはラントに恋愛感情があるのか
「ユーベル」も「ラント」も掴みどころのない性格で、本心がよくわかりません。
はじめに距離を縮めたのは「ユーベル」ですが、「ラント」に対して恋愛感情があるのでしょうか。
ラントの分身魔法が欲しいだけ
今のところ、「ユーベル」は「ラント」が使う分身魔法が欲しいだけかもしれません。
「ユーベル」は3つの強力な能力を持っています。
- 共感・・・相手の魔法と感性に共感できれば魔法をコピーできる能力
- 大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)・・・切れると思ったら何でも切れる魔法
- 見た物を拘束する魔法(ソルガニール)・・・視界に収めた相手の動きを封じる魔法
見た物を拘束する魔法(ソルガニール)は、「ヴィアベル」が得意な魔法でしたが、「殺す覚悟のための猶予が欲しい」という感性に共感できたことで魔法をコピーしました。
「ユーベル」が「ラント」に近づいたのは、「ラント」に共感することで分身魔法を手に入れるためと考えられます。
ユーベルが本気になる可能性も!
共に行動する中で、「ラント」のことが好きになってしまう可能性はあります。
一見、感覚で生きる「ユーベル」と慎重な「ラント」は性格が真逆のように感じますが、人間関係で一定の距離を保つところは似ているので、「ユーベル」は少し親近感を抱いているかもしれません。
「ユーベル」が「ラント」を共感できたときには、恋愛感情が生まれてもおかしくないように感じます。
ラントもユーベルが気になってきた?
そっけない態度を取っていた「ラント」も少しづつ変わってきています。
一級試験編で「ラント」は「ユーベル」の付きまといに迷惑そうでしたが、帝都編では「ユーベル」に気を許したのか、自身の思い出を話していました。
128話終盤では、「ユーベル」を見捨てず、最後まで一緒に逃げる方法を考えているので、2人の距離感は縮まっているように感じます。
「ユーベル」に「頭の足りない子は嫌いだ」ど言い放った「ラント」ですが、今では「ユーベル」のことを気にかけているのは間違いないようです。
まとめ
週刊少年サンデーで連載中の『葬送のフリーレン』128話の終盤で、「ラント」が分身ではないと気付いた理由は「感触でわかった」「本人が認めた」の2つでした。
ただ、「ラント」はっきりと本体だと認めていません。
今のところ、「ユーベル」は「ラント」に恋愛感情はなく、分身魔法が欲しいだけのようですが、帝都編では2人の距離が縮まっているので恋愛に発展する可能性はありそうです。
「ユーベル」と「ラント」は無事に帝都から脱出できるのか、そして二人の関係が恋愛に発展するのか。
今後の展開から目が離せません。