『両面宿儺』(りょうめんすくな)との激闘で、読者間の盛り上がりも最高潮に達するかと思われるさなか
最新話260にて、『五条悟』(ごじょうさとる)が復活する可能性を匂わせる表現があると話題になっています。
そこで今回の記事は『両面宿儺』との戦いに敗れ命を落とした五条悟が
「なぜ復活すると言われているのか」、「復活するならば、どのような展開になるのか」をまとめて解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
【呪術廻戦】五条悟が復活すると言われている理由3選!
家入硝子(いえいりしょうこ)の反転術式で復活
第248話、両面宿儺の「五条悟の死体が消えたのも奴らの仕業だな」というセリフから、
五条悟は憂憂(ういうい)と星綺羅羅(ほしきらら)に回収されたことを示唆する描写と、回収されたとしても現状のままでは力が足りず、蘇生は不可能であることが明らかになっています。
しかし、庵歌姫(いおりうたひめ)の術式『単独禁区(ソロソロキンク)』で家入硝子の呪力総量・出力を増幅することで五条悟を復活させるといったファンによる考察がなされています。
伏黒恵(ふしぐろめぐみ)に父親のことを伝えていないまま死んでいる
フジテレビの番組『漫道コバヤシ』に出演した作者の発言に「五条悟が自ら伏黒恵に父親(伏黒甚爾 [ふしぐろとうじ] )の事を直接伝える」と明言しています。
五条悟は死ぬ間際「良くねぇよ父親の事も」「まぁそっちは硝子に頼んだしいっか」と父親のことを伝える役目は家入硝子に任せる節の発言をしていました。
しかし作者がメディアでの発言を守るのであれば、五条悟は復活する流れになることは十分に考えられます。
物語の中でも五条悟と伏黒恵の関係は非常に濃い内容となっているので、ぜひ原作ファンとしては他の誰でもない五条悟本人の口から話を切り出してほしいところでしょう。
- 二人は師弟関係であり、五条悟は伏黒恵にとっては育ての親(後見人)
- 前世で五条家と伏黒の血筋(禪院家)が戦って相打ちした歴史がある
- 伏黒恵の父親を殺害したのは五条悟であり、恵を引き取る願いを聞き入れたのも五条悟
五条悟のモチーフとされている『釈迦』との関連性
五条悟の行動と発言は以前から仏教の開祖である『釈迦』の生涯と共通点があるため、今回の死に際の空港のシーンは釈迦の『四門出遊』のオマージュではないかと考察されています。
上の図の通り釈迦は『老い』「病』を悟った後、南で『死』を悟り、やがて北へ行き旅立つのです。
ここで、今回の空港のシーンでの七海建人(ななみけんと)の発言を抜粋します。
「新しい自分になりたいなら北へ」
「昔の自分になりたいなら南へ行きなさい」
そしてこの発言のあった第236回のタイトルは「南へ」。
よって五条悟は南を選んだと考えられるでしょう。
もし作者が釈迦の『四門出遊』のオマージュを取り入れているならば、
五条悟は南へ行き、やがて北へ行き旅立つ(復活する?)と考えてもよいかもしれませんね。
【五条悟】一時的な復活か!今後の予想される展開は?
あらためて最新話260での『五条悟』が復活する可能性を匂わせる表現についてのポイントをおさえつつ、今後予想される展開について考察していきます。
- 両面宿儺が『手ずから葬った最強の亡霊』を見た
- 『その”眼”は紛うことなく』という読者への煽り文
ファンの期待に応え、261話から復活!
『手ずから葬った最強の亡霊』という言葉を素直に受け取るならば、現代最強の呪術師・五条悟の他にはいません。
煽り文の中にある『その眼』も、その人物の特徴が”眼”にあると読者を誘導しており『六眼』を連想させます。
VS宿儺の前に『1ヶ月の空白期間』があったので、そこで『準備していた何か』が不可能だった復活を可能にして戦いに参戦というシナリオはあるかもしれません。
しかし、死に際に空港での感動を誘うシーンと、強者としての散り方(負け方)は見事だったので、ここで復活されると少し興醒めするという意見を呼びかねない展開ですね。
五条悟が復活、、、と見せかけて六眼を継承した乙骨憂太(おっこつゆうた)
別の展開としては『手ずから葬った最強の亡霊』は五条悟の死によって、『六眼』を継承した乙骨憂太と見間違えたというシナリオも想定できるでしょう。
乙骨憂太は先祖に菅原道真を持ち、五条悟とは遠い親戚の関係で六眼を継承できる条件を満たしているはずです。
作中では「六眼は同時に二人存在できない」とされていますが、五条悟が死ぬことで六眼を継承。
呪力操作が限りなくゼロになり、焼き切れた術式を回復し領域展開を行なったと考えると話がうまくつながりそうですね。
まとめ
回収されていない伏線が残されていて核心をつけず、五条悟の復活は持ち越しとなりました。
しかし、五条悟の復活の可能性はまだまだ十分あるので五条悟ファンの方々も希望を持って物語の展開を見守りましょう。
物語は終盤にもかかわらず、先の読めない展開に毎回ワクワクさせられるので最新話が本当に待ち遠しいですね。