ポプラ社から出版された「おしりたんてい」最新刊の内容がひどすぎる、とSNSで炎上しています。
10年以上も愛され続けているトロル作の大人気児童書にいったい何が起こったのでしょうか。
そこでこの記事では、おしりたんていの最新刊が炎上した理由、作者トロルのメンタルは大丈夫なのか、調べてみました。
ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。
おしりたんていの最新刊の内容がひどすぎて炎上!
顔がお尻のような名探偵が活躍する「おしりたんてい」シリーズの最新刊、「おしりたんてい あらたなるかいとう」がついに発売されました。
ファンが待ち望んだ最新作でしたが、内容がひどすぎると話題になっています。
SNSでは「怖くて気持ち悪い」「最新刊悪質な二次創作みたい」と批判的な投稿が多い中、「トロル先生のメンタルが心配になるような中身だった」と作者を心配する声も。
Amazonレビューに批判が殺到している
Amazonのレビューは5段階中2.1と低評価になっています。
おしりたんてい最新刊のAmazonレビュー一部
- コロコロを読んでいたのに急に突然ジャンプを読まされたような感じ。
- 雑・手抜きと感じました。デザインも下品ではなく下劣に感じました。
- 歴代のシリーズと全くテイストが違う。
購入者は昔からのファンが多いようですが、作風の変わりように困惑するコメントが多く、購入前に立ち読みを勧める人もいました。
「NHK Eテレ」ではアニメは放送中で、3月20日には映画「さらば愛しき相棒(おしり)よ」の上映が始まりました。
海外でも人気の「おしりたんてい」にいったい何が起こったのでしょうか。
おしりたんていの最新刊が炎上した理由
「おしりたんてい」が炎上した理由は、やはり本が原因でした。
予約後に表紙を確認して、違う本を買ってしまったと勘違いした人もいるように、表紙からはいつもの「おしりたんてい」を感じることができません。
そして、「おしりたんてい」の最新刊は表紙だけではなく、内容も大きく異なっています。
作画が怖くなった
絵が全体的に荒く、少年マンガのような印象を受けます。
「おしりをさがせ」のような、いつものやさしい雰囲気はなく、まるで二次作品か同人誌のようだと感じる人もいました。
黒い拘束具を着せられた「おしりたんてい」は子供が見てもいいものか疑問を感じます。
下品を通り越して下劣というコメントにも納得してしまいますね。
ストーリーが子供向けではない
過剰なバイオレンス要素や「Go To Hell」「DEAD」などの児童書らしくない表現が使われています。
序盤で「おしりたんてい」が暴力で倒されたり登場人物が亡くなるなど、今までにはなかったひどいシーンが多くあるので、購入前にお子様に見せても良いのか、保護者がしっかりと確認したほうがよさそうです。
しつれいこかせていただいて事件を解決、「かいとうU」は人には手を出さないなど、あの世界観はどこに行ってしまったのでしょうか。
たんてい要素がなくなった
「おぼえて、しらべて、りかいする」などシリーズで守られてきたルールが無くなって、「おしりたんてい」である必要性が感じられなくなりました。
新しく登場した怪盗と頭脳で戦うことはなく、まるでアクションマンガを読んでいると錯覚してしまいます。
読者の選択でストーリーが変わるのはおもしろいとも感じましたが、今までの作品やアニメが好きな人にはお勧めしづらいのは確かです。
作者のトロルはメンタルを病んでいるのか
過去作から大きく変わってしまった「おしりたんてい」ですが、初登場から約13年が経ちました。
マンネリ化しないためにも変化は必要だとは思いますが、いったいなぜここまで変わってしまったのでしょうか。
作者の「トロル」は原作担当の「田中陽子」と作画担当の「深澤将秀」の二人組で知られていますが、不仲になってしまったのではないか、ポプラ社の担当編集者が変わってしまったのではないか、と噂されています。
昔のおしりたんていは頭より体を使って解決していた
「おしりたんてい」は「ポプラ社」から出版される前、実はスマホアプリとして誕生しました。
アプリでも謎解きはしますが、頭よりも体を使って事件を解決しています。
今の形になったのは、ポプラ社の手ほどきがあって、推理ミステリーの良さを取り入れ、より頭脳戦に仕立てあげたようです。
「おしりたんてい」の最新刊の内容が大きく変わったのは、ほんとうに作者が書きたかった内容に戻ったからなのかもしれませんね。
まとめ
ポプラ社から出版された「おしりたんてい」最新刊「おしりたんてい あらたなるかいとう」の内容がひどすぎる、とSNSで炎上しています。
- 作画が怖くなって子供が見てもいいものか疑問を感じる
- ストーリーに過剰なバイオレンス要素が増え子供向けではない
- 今までのようなたんてい要素がなくなった
Amazonレビューも大荒れで、購入前に内容を確認するように呼びかけるコメントも。
「おしりたんてい」の最新刊の内容が大きく変わったのは、「トロル」の2人が不仲になってしまったのではないか、ポプラ社の担当編集者が変わってしまったのではないか、と噂されていますが、ほんとうに作者が書きたかった内容に戻ったからなのかもしれません。
今後も最新刊のスタイルで続けるのか、今回の炎上を受けてもとのほのぼのしたたんていに戻るのか。
今から次回作に注目が集まりそうです。