2023年の夏の甲子園V投手として活躍した、慶應義塾高校の小宅雅己(おやけ まさき)選手(当時2年生)が、留年したと話題になっています。
慶應義塾高校に107年ぶりの優勝、という偉業を成し遂げたエースがまさか留年すると思っている人はいなかったようで
小宅留年ってニュースもあってもう訳分からんやっぱ慶應野球部の厳しい練習終わったあとで、テストで点数取るのは難しい(後略)
小宅くん甲子園でも優勝しても留年って慶應高校進級するだけでも大変なんやなー
と心配する声が上がっています。
- 小宅雅己選手の留年した理由
- 慶應義塾高校で留年制度
- 小宅雅己選手が卒業できない可能性
について調べてみました。
どうぞ最後までゆっくりご覧ください。
小宅雅己(オヤケ マサキ)の留年理由は成績不振!
小宅雅己選手の留年理由は明確にはされていません。
しかし慶應義塾高校の留年制度などを調べ読み解いてみました。
それでは詳しく解説していきます。
小宅雅己は野球では好成績だったが勉強では成績不振だった
小宅雅己選手は野球で素晴らしい成績を収めていますが、107年ぶりの偉業(2023年夏:優勝)達成と引き換えに、勉強にかける時間がなかったためなのか、勉強は成績不振だったようです。
慶應義塾高校で留年する理由
慶應義塾高校で留年する理由の1つは成績が5.5以下です。
その他にも
- 成績の目安が5.5以下
- 出席日数の基準を満たしていない(多くの高校では年間の全授業の3分の1以上欠席すると留年)
- 成績通知表のいずれかの科目に「1」がついた場合(1がつく条件:テストの点数が悪く赤点をとってしまったなど落第点)
※学校によっては、授業の出席の代わりにレポートや課題で代用する場合もあります。
小宅雅己選手は野球の猛練習の後に、慶應義塾高校という偏差値の高い学校で、学力を維持するのは難しかったのだと思います。
慶應義塾高校の留年制度は普通にあること
慶應義塾高校の留年制度は普通にあります。
慶應義塾高校の偏差値は75と神奈川県では1位、全国でも7位。
慶應義塾高校卒業後は、9割以上の生徒が慶應義塾大学へと推薦され進学するため、学力が足りない生徒はしっかりと留年してでもしっかりと学ぶようにと毎年数名は留年する生徒がいるそうです。
慶應義塾大学という難関大学の附属高校なので、学力も高いことが前提の高校です。
小宅雅己はスポーツ推薦で勉強は苦手?
小宅雅己選手は推薦で慶應義塾高校へ進学しました。
詳しく解説していきます。
小宅雅己はスポーツ推薦か
小宅雅己選手は推薦入試で慶應義塾高校へ進学しています。
2023年8月22日の記事で、小宅雅己選手は推薦入試であることが明らかにされています。
今大会はエースの小宅ら推薦組と、清原ら内部進学者(ベンチ入りメンバー中3人)、一般入試で合格した選手たち計107人(後略)
引用:Yahoo!【甲子園】京王に有望選手が集まる理由の記事
慶應義塾高校の推薦入試はスポーツ推薦という限定されたものではなく、文化芸術などの活動も含めた推薦入試です。
小宅雅己選手が推薦入試の時の内甲点は38と推薦入試のギリギリ。
慶應義塾高校で野球と勉強の両立の難しさに、学力が追いついていかなかったのかと思います。
小宅雅己の出身中学、宇都宮市立豊郷中学校
小宅雅己選手の出身中学は宇都宮市立豊郷中学校で硬式野球クラブの県央宇都宮ボーイズでプレーし、2021年春に全国制覇しています。
小宅雅己選手は、50~60校の高校から誘いを受けていたことも明らかにしています。
多くの強豪校の中から「考えてできる点と、自由な雰囲気に憧れて」慶應を第1志望にした。
引用:【甲子園】慶應・小宅雅己、完封で決勝進出の記事
慶應義塾高校へ入り甲子園で優勝投手となり、勉強以外では大満足の判断だったと思います。
小宅雅己が卒業できない可能性は!
小宅雅己選手が卒業できない可能性はあると思います。
理由を順番に解説します。
小宅雅己が慶應義塾高校を卒業するために必要な事
小宅雅己選手が慶應義塾高校を卒業するためには次の条件が必要となります。
- 6年間で卒業する
- 留年は1学年に1回まで
- 5.5以下を取らない
留年が1学年で1回までなので、又留年となれば、強制的に退学となるので卒業はできません。
小宅雅己が卒業できなかったらどうなる
小宅雅己選手が卒業できなかったとしても、野球の成績は中学・高校と素晴らしい実績を残しているので、プロ野球への道へと進んでいくと思います。
中学から高校へ進学の際も50〜60校の高校からオファーがあるほどなので、仮にもし慶應義塾高校を卒業できなかったとしても野球人生が終わるわけではないです。
まとめ
小宅雅己選手が春季大会で2年生として登録されていることで慶應義塾高校で文武両道を叶えながら進級していくことの大変さを改めて感じました。
慶應義塾高校への内甲点もギリギリだった小宅雅己選手。
今年1年の学業への頑張りがとても重要になってくると思います。
甲子園のエース、小宅雅己選手がまさかの留年に驚きましたが、慶應義塾高校という学力トップクラスの高校は、学力もしっかりとみているという判断に「さすが名門慶應」といえます。
これからの小宅雅己選手の野球と学問のバランスが難しくなると思いますが、活躍を期待して応援したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。