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佐々木麟太郎の父親の職業は花巻東高校野球部監督!秀才を育てた哲学とは!

花巻東のスラッガー、佐々木麟太郎内野手の「スタンフォード大学」への進学が話題になっていますが、佐々木内野手の父親にも注目が集まっています。
文武両道に励む佐々木麟太郎内野手を育てた父親とはどういった方なのでしょうか。

そこでこの記事では、佐々木麟太郎内野手の父親はどんな人か、佐々木麟太郎の父親が語った「秀才を育てる哲学」について調べました。

ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。

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佐々木麟太郎の父親の職業は花巻東高校の野球部監督!

佐々木麟太郎と佐々木洋
出典:週プレNEWS

「花巻東高等学校」野球部に関するニュースで、すでにご存じの方もいると思いますが、佐々木麟太郎内野手の父親は、同じ「花巻東高等学校」で野球部監督の「佐々木洋」さんです。

父親が監督だとやりにくいのでは?と心配してしまいますが、佐々木麟太郎内野手はみずから「花巻東高等学校」への入学を決意したそうです。

花巻東への入学について、佐々木洋監督は公平に公正に指導ができるのか悩み、佐々木麟太郎内野手に何度も全寮制の他校を勧めていました。
それでも、佐々木麟太郎内野手の決意は固く「花巻東高校」に入学。

なぜ、佐々木麟太郎内野手は父、佐々木洋監督のいる「花巻東高校」への入学を選んだのでしょうか。

メジャーリーガー菊池雄星選手と大谷翔平選手を育てた

佐々木洋監督は「花巻東高校」から2人のメジャーリーガーを輩出ています。
それは、トロント・ブルージェイズの菊池雄星選手とロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

「佐々木麟太郎」さんは小さい頃から、両選手の成長と父親の指導を見て育ったことで、「花巻東高校」以外に考えられなくなったそうです。

名将と言われる佐々木洋監督がいる「花巻東高校」を選ばない理由はありませんね。

ハーフのようなイケメンで別名ハリーポッター

佐々木洋監督は爽やかなイケメン監督としても有名で、ある特徴から「ハリーポッター」と呼ばれることもあるそうです。

佐々木洋とハリー・ポッター比較
佐々木洋監督がハリーポッターと呼ばれる理由
  • おでこにアザがある
  • 端正な顔立ち
  • ハーフっぽい

確かにはっきりとした目鼻立ちや輪郭が「ダニエル・ラドクリフ」さんが演じる「ハリー・ポッター」に似ている気がします!

佐々木麟太郎の父、佐々木洋監督のプロフィールと経歴

佐々木洋監督
出典:スポーツ報知
佐々木洋監督のプロフィール

名 前:佐々木 洋(ささき ひろし)

生年月日:1975年7月27日

所 属:花巻東高等学校

職 業:日本史教員、野球部監督

趣味:庭造り、盆栽

佐々木洋監督が庭造り、盆栽を好きになったきっかけは学生時代にさかのぼります。
物を言わない木を育てられないくらいでは、人を育てることなんかできないと思い、植物を育て始めたそうです。

佐々木洋監督の経歴

1997年 3月:国士舘大学 卒業

1997年 4月:横浜隼人高校 赴任 
       野球部コーチに就任

2000年 4月:花巻東高校 赴任
       バドミントン部、女子ソフトボール部の顧問を務める

2002年 4月:野球部監督 就任

2005年 8月:全国高校野球選手権大会 初出場

2009年 3月:センバツ高校野球 準優勝(菊池雄星選手が在籍

2009年 8月:全国高校野球選手権大会 ベスト4(菊池雄星選手が在籍

2011年 8月:全国高校野球選手権大会 出場(大谷翔平選手が在籍

2012年 3月:センバツ高校野球 出場(大谷翔平選手が在籍

2021年 1月:日本スポーツ学会大賞 受賞(菊池選手・大谷選手も同時に受賞)

※大会への出場実績は一部を抜粋してご紹介しています。

「花巻東高校」の甲子園初出場は1964年の夏、次が26年後の1990年でしたが、佐々木洋監督が就任してからは
、甲子園出場の常連校になりました。

このことからも、佐々木洋監督は名将の名に恥じない実績があります。

佐々木洋監督が秀才を育てた哲学とは!

佐々木洋監督
出典:致知出版社

メジャーで活躍する菊池・大谷両選手や、文武両道に励む佐々木内野手を育てた佐々木洋監督。

若き名将の秀才を育てた哲学に迫ります。

野球選手を育てるのではなく、野球ができる立派な人間を育てる

佐々木洋監督は朝日新聞の取材で、野球部が果たせる人材育成について語っています。

 花巻東の野球部に課せられたミッションは、「野球選手を育てる」ではありません。
「野球ができる立派な人間を育てる」です。

野球で培った身体能力なんて、長い目で見たら人生の役には立ちません。

だいいち、野球で一生ごはんが食べられるのは、ほんの一握り。
野球がうまくなることだけに高校生活を費やすのは、時間の無駄遣いです。

引用元:高校野球メソッド|朝日新聞デジタル

佐々木洋監督が取材の中で、「野球がうまいだけの人間にはなってほしくない」と語っているのが特に印象に残りました。

意味や意義を考え行動する

2018年の夏の甲子園で敗れて地元に戻った翌日、佐々木洋監督は丸刈りの強制をやめると宣言しました。

これは、言われたことだけをやるのではなく、自分で考え行動することで責任感をもたせるため。

佐々木洋監督自身も今までの練習方法や方針が野球や選手のために、どんな意味や意義があるのか見直し熟慮を続けています。

運をつかむ努力をおこたらない

以前、大谷翔平選手がメジャーの大舞台でゴミ拾いをしたニュースが話題になりましたが、これは佐々木洋監督の教えかも知れません。

佐々木洋監督は「おまえは運がいい、運がいい」と言われ続けているそうですが、あまりいい気はしていませんでした。
でも、運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか来ないと気づき、素直に喜べるようになったそうです。

佐々木洋監督は、運をつかむためには4つの努力が必要だと語っています。

運をつかむための4つの努力
  • いかなる場面でも愚痴や毒を吐かないこと
  • 自分の意思で誰にでも会いに行って刺激を受けること
  • 表情、態度、姿勢、身だしなみに気を配ること
  • 感謝と謙虚さを忘れないこと

大谷翔平選手のゴミ拾いについても、感謝と謙虚さを忘れない行動だったと感じます。
菊池雄星選手もゴミが落ちているのを見ると「神様が自分を試している」と思うと話していました。

少しスピリチュアルな話に感じてしまいますが、「運をつかむ」と言うことは、他人を思いやることや機会を逃さないことで、良い縁に巡り合えるということなのかもしれませんね。

まとめ

花巻東のスラッガー、佐々木麟太郎内野手の父親は同じ高校の野球部監督「佐々木洋」さんでした。

佐々木洋監督は若き名将として知られ、菊池雄星選手や大谷翔平選手を育てた事でも有名です。

はっきりとした目鼻立ちや輪郭が「ダニエル・ラドクリフ」さんが演じる「ハリー・ポッター」に似ていると話題にもなっています。

佐々木洋監督の指導方針はとても素晴らしいものでした。

佐々木洋監督が秀才を育てた哲学
  • 野球選手を育てるのではなく、野球ができる立派な人間を育てる
  • 自分で考え行動することで責任感をもたせる
  • 運をつかむ努力をおこたらない

佐々木麟太郎内野手のメジャーでの活躍が期待される中、佐々木洋監督はこのように語っています。

野球が終わった後の人生も考えないといけない。
野球だけでなく多くのことを学び、野球もできる人間になってほしい。

引用元:スポーツ報知

佐々木洋監督と佐々木麟太郎内野手にとって、「スタンフォード大学」も「プロ野球選手」もひとつの通過点なのだ、と改めて感じました。
今後も、「花巻東高校」野球部の活躍と佐々木麟太郎内野手の成長に注目です。