2024年4月6日に放送されたオールスター感謝祭でTEMUとコラボしたCMが放送されて話題になっています。
TEMUとは格安ECアプリのサービスですがあまりの安さに怪しいや胡散臭いなどSNSでは注目が集まっています。
そこで今回は一体TEMUはどこの会社が運営しているのか、TEMUの危険性、類似サービスのSHEINとの違いは何なのか調査しました。
TEMUのアプリはどこの国の会社?
TEMUは2022年にサービス開始し、2023年7月から日本でもサービス開始された海外通販サービスで世界中で爆発的な人気を集めています。
ここまで人気がでた原因は安さですが、安すぎる故に怪しいと言われ、ネット広告も胡散臭いと言われてしまっています。
一体TEMUはどこの会社が運営しているのでしょうか。
TEMUは中国のサービスで拠点はアメリカ
TEMUを運営している会社は中国のPDDホールディングスが運営するオンラインマーケットプレイスという会社で拠点はアメリカのボストンにあります。
アパレル、化粧品、雑貨や家電など幅広い商品を販売しています。
アメリカをはじめとする50か国以上でサービスを行っており、利用者数は1億人を超えています。
2023年2月には世界最高峰のスポーツイベント、スーパーボウルで大量に広告を行い話題にもなりました。
TEMUのアプリの危険性
一部ではTEMUは危険・危ないと言われています。
その理由がセキュリティ面や過去のトラブルが関係していると思われます。
RTメモ
— エミリー (@emily_luvcat) June 16, 2023
Temuはセキュリティ的にやばい。ダウンロードしない。https://t.co/pzQTPH4h1b pic.twitter.com/UA0yapcBQs
XではTEMUの危険性について言及する投稿が多く見られました。
2023年5月にPinduoduo(ピンドゥオドゥオ)というTEMUの中国国内版がGoogleplayから一時停止されたました。
アプリをインストールしたスマートフォンから個人情報を同意なく、取得していたことが原因で一時停止となりました。
この出来事が原因となってTEMUのアプリはセキュリティが危ないと言われるようになりました。
現在は開発に携わったエンジニアとプロダクトマネージャーのチームは解散し、PlayストアからTEMUのアプリをダウンロードできるようになっているのでセキュリティ面は改善されていると思われます。
また、アメリカは新疆ウイグル自治区からの輸入品が強制労働で生産された商品であることを防ぐために「ウイグル強制労働防止法」を定めていますが、TEMUはその基準を満たしていないとしています。
これらの問題からTEMUのアプリは危険・危ないと言われるようになりました。
アプリの危険性やSHEINとの違いを調査!
TEMUと類似しているアプリでSHEINもあります。
どちらも運営しているのは中国の企業で非常に似ているサービスとなっています。
この二つの違いをまとめました。
TEMUとSHEINそれぞれのターゲット
TEMUは拠点をアメリカに置き、世界50か国以上でリリースしており、今後も拡大予定です。
取り扱いの商品も幅広く、ファッション、家電、雑貨やアウトドアグッズまで扱っています。
ターゲット層は男女問わず20~30代がターゲットになっています。
SHEINは拠点をシンガポールに置き、世界220か国で販売を行っているグローバル企業になっています。
取り扱い商品はアパレルが多く、主に10~20代の女性から圧倒的な支持を得ています。
TEMUとSHEINの商品の違い
TEMUとSHEINどちらとも品ぞろえは豊富ですが、家具や雑貨がより豊富なのがTEMU。
ファッションの品ぞろえが豊富なのがSHEINになります。
実際にサイトで比べてみました。
「収納」で検索してみると、SHEINでは関連商品が約4800種類出てきたのに対して、TEMUでは1万種類近くの関連商品がヒットしました。
「口紅」で検索すると、
SHEINでは数多くの口紅が出てきたのに対して、TEMUではほとんどでてこなかったです。
TEMUとSHEINはどっちの商品の方が安い
どちらも格安ECサイトですが結局どっちで買う方が安いのか、見比べてみました。
- イヤホン
SHEINでは価格が6030円なのに対して、TEMUでは5408円になっています。
調べてみると他の商品でもTEMUの方が全体的に若干ですが安くなっていました。
しかしSHEINはインフルエンサーとコラボをしていたりと限定のクーポンをよくだしていることがあるのでこれを使えばSHEINの方が安く買えそうですね。
まとめ
オールスター感謝祭でCMを出して話題になった格安ECアプリTEMUについてと類似アプリのSHEINとの比較をまとめました。
TEMUは中国のPDDホールディングスが運営するオンラインマーケットプレイスという会社が運営しており、拠点はアメリカのボストンにあります。
TEMUが危険と言われているのは過去におきたトラブルと強制労働が原因で危険と言われているようです。
SHEINとの比較は、雑貨や家具など幅広い商品を取り扱っているのがTEMUで、ファッションやトレンドなど若者をターゲットにしているのがSHEINになっています。
価格はTEMUの方が安いですが、インフルエンサーが出しているクーポンなどを使えばSHEINの方が安く買える場合もあるようです。