チェルシー飴の販売終了と話題！コーヒー味だけが終売か！まとめ買いできるお店は！

Xで「チェルシー」飴が販売終了してしまうと話題になっています。
長年愛され続けた「明治」の「チェルシー」、ついに廃版となってしまうのでしょうか。

そこでこの記事では、チェルシー飴は販売終了するのか、チェルシー飴はどこで買えるのかを調べてみました。

先に結論をお伝えすると、チェルシー飴は2024年3月をもって販売終了予定です。

ぜひ、最後までゆっくりご覧ください。

チェルシー飴の販売終了と話題！

3月2日、お漬物専門店「丸越アピタ名古屋南店」のX公式アカウントに、にわかには信じられない画像が投稿されました。

「明治（meiji）」のロングセラー商品「チェルシー」の売り場が移された写真には、「53年間のロングセラーも3月にて終売となります。長年のご愛顧ありがとうございました。」と販売終了を告知する張り紙が。

「明治（meiji）」の公式ページには終売の告知はなく、本当に販売終了してしまうのか疑問です。

チェルシーは現在も販売されています！

現在も100円ショップやスーパーなどで「チェルシー」は販売されていて、私が見たお店に販売終了の張り紙は見当たりませんでした。

ひょっとして偽情報？と考えましたが、「丸越」は大正三年創業の歴史あるお店で、全国展開もしている有名なお漬物の専門店です。
Xへの投稿がまったくのウソ情報だとは考えられません。

チェルシー飴はコーヒー味だけが終売か

「チェルシー」は2011年以降、リニューアルがされていません。
現在、「チェルシー」飴のラインナップは３種類。

販売終了とは一部のラインナップが減ってしまうだけかもしれないと思い調べてみると、チェルシーの味について面白いアンケートが実施されていました。

子育てに関する情報を配信している「mamasta」で、チェルシーどの味が好き？というアンケートを見つけました。
結果はというと

ヨーグルトとバターはどちらも人気があるようですが、王道の「バタースカッチ」を抑え「ヨーグルトスカッチ」が1位に選ばれています。
それよりも気になったのは、ダントツで不人気の「コーヒースカッチ」。

チェルシー飴は2024年3月をもって販売終了

ネットニュースメディアが「明治」 広報部に問い合わせたところ、担当者から「チェルシーは2024年3月をもって販売終了予定です」と回答があったそうです。

終売の理由として、「市場環境や顧客ニーズの変化に伴う販売規模の低迷により収益性が悪化し、販売を終了せざるを得ない状況にあるため」とのこと。

つまり、「チェルシー」が売れなくなり、全ラインナップの販売を終了するのは間違いないようです。

チェルシー飴をまとめ買いできるお店は

チェルシー飴が販売終了すると知ってしまうと、なんだか無性に食べたくなってきますよね。
今は店頭でも見かけるので、まだ購入は可能ですが、どんどん見かけなくなっていくと予想されます。

私のように「チェルシー」が食べたくなった人に向け、取扱店舗をまとめたので、よかったら参考にしてください。

チェルシー飴を取り扱っているお店一覧

ネットショップによっては、すでに価格が高騰しはじめていますが、ヨドバシ.comでは10個入りパッケージで168円、アソートで269円と一般的な価格でした。（2024.3.4現在）

チェルシー飴のマメ知識

「明治 チェルシー」は1971年に誕生し、子供からお年寄りまで年齢を問わず愛され続けてきました。

きっと食べたことのない人はいないでしょうし、CMで流れていた「チェルシーの歌」を歌える人は多いと思います。

そこで、惜しまれつつも販売終了する「チェルシー」について、マメ知識をまとめてみました。

名前の由来はロンドン南西部の高級住宅街

スコットランドに古くから伝わる伝統的な飴「スカッチキャンデー」を商品化するにあたり、「チェルシー」は3000ものネーミング案の中から選ばれました。

その中から「新しさ」「英国のイメージ」「ひびき」「覚えやすさ」などのイメージから、地名の「チェルシー」、通りの名前の「キングスロード」の2案が残ります。

最後は消費者テストで、「愛らしい」「甘い感じ」「しゃれた感じ」という意見が多かった「チェルシー」に決まりました。

ちなみに、チェルシーは昔に使われた古英語で「チョークが採れる街」を意味します。

スコットランドの飴だから「スカッチ」ではない

スカッチは高温で煮詰める「スコーチング（scorching）」が由来で、同じような製法で作った飴を「スコーチングキャンデー」と呼びます。

チェルシーは、当時の日本では一般的ではなかった新製法を採用したキャンデーでした。
煉り合せた原料を高温で煮詰め、そのまま型に流し込むことで、あのツルツルとなめらかなキャンデーになります。

チェルシーの歌の別名は「手のひらの愛」

「チェルシーの歌」は1971年に発表され、オリジナルアーティストは大阪府出身の女性フォークデュオ「シモンズ」でした。
一時期は「手のひらの愛」とも呼ばれていたそうですが、「チェルシーの歌」の方が親しみがわきますね。

つい口ずさんでしまうコマーシャルソング「チェルシーの歌」ですが、これまでにさまざまなアーティストが歌っています。

まとめ

お漬物専門店「丸越アピタ名古屋南店」がXに投稿した画像から、「チェルシー」飴が販売終了してしまうと話題になっています。

「明治」 広報部の担当者によると「チェルシーは2024年3月をもって販売終了予定」とのこと。

チェルシー飴は今のところ店頭でも見かけますが、どんどん見かけなくなっていくと予想されます。
でも、まだ購入は可能なので、久しぶりに食べたいな、と感じた方は以下のお店を探してみてはいかがでしょうか。

「チェルシー」飴が販売終了するという噂は、残念ながら本当のことでした。
53年間も愛され続けた「チェルシー」がなくなってしまうのは寂しく感じますね。

今ならまだ、店頭で見慣れた姿を見ることができるので、この機会にぜひ甘くて香ばしいあの味を味わってみてはいかがでしょうか。